ブリッジインターナショナル新中期経営計画を策定、B2B企業の売上成長に向けた改革を支援

ビジネスモデル
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新中期経営計画の概要

2024年2月26日、ブリッジインターナショナル<7039>は「事業計画及び成長可能性に関する事項」を開示し、同年5月27日には2024年12月期から2026年12月期までの3ヶ年にわたる新中期経営計画(以下、新中計)を策定しました。この新中計は、企業価値の最大化を目指す重要な投資期間として位置付けられ、以下の3つの戦略に注力しています:

  • 売上伸長と安定的な利益水準の維持
  • 戦略的M&A
  • 株主還元の強化

これらの戦略を通じて、ブリッジインターナショナルはB2B企業の成長を支援し、デジタル活用レベニュープロセス・オペレーションの統合を実現することを目指しています。これにより、B2B企業が直面する様々な課題を解決し、持続可能な成長を実現することが期待されます。

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顧客の成長戦略を実現する売上成長モデル

新中期経営計画では、B2B企業の成長戦略を支援するために、以下の4つの注力施策を掲げています。

見込み顧客の発掘と既存顧客への拡大

多くのB2B企業が直面する課題の一つは、見込み顧客の発掘から既存顧客への拡大において、組織がサイロ化している点です。これにより、売上拡大プロセスが分断され、効果的な顧客管理が難しくなっています。部門間の連携不足は、顧客の情報が各部門に散在し、重要な顧客情報が共有されないままになりがちです。これが原因で、顧客のニーズに迅速に対応できず、結果として顧客満足度の低下や売上機会の損失につながります。

ブリッジインターナショナルは、End to Endのプロセス・KPIの統合と実行を通じて、これらの課題を解決します。具体的には、見込み顧客の発掘から既存顧客への拡大プロセス全体を統合し、一貫した顧客管理を実現します。この取り組みにより、顧客のニーズに迅速に対応し、顧客満足度を向上させることが可能となります。

情報システム部門とビジネス部門の連携強化

情報システム部門とビジネス部門の連携が停滞していると、テクノロジーが市場変化に対応できず、ビジネスチャンスを逃すことになります。これは、情報システム部門がビジネス部門のニーズを十分に理解していないことが原因です。また、ビジネス部門が情報システム部門の技術的な制約を理解していない場合もあります。こうした相互理解の欠如が、部門間の連携を阻害し、企業全体の生産性を低下させる要因となります。

ブリッジインターナショナルは、デジタル活用に向けたオペレーションの統合を推進し、部門間の連携を強化します。これにより、情報システム部門とビジネス部門が協力して、効率的なソリューションを提供することが可能となります。具体的には、定期的な部門間会議やクロスファンクショナルチームの設置などの施策を通じて、連携を強化します。

データドリブンの意思決定とAI活用

多くの企業がデータドリブンでの意思決定やAIの活用に苦戦しています。これを妨げる要因として、適切なアプリケーションの選定・構築が挙げられます。企業が大量のデータを収集しても、そのデータを適切に分析し、意思決定に活用するためのツールやスキルが不足している場合が多いです。また、AIを導入するためには、高度な技術と専門知識が必要であり、多くの企業がその導入に苦労しています。

ブリッジインターナショナルは、データを効果的に活用できるテクノロジーの選定・構築を支援します。これにより、企業はデータドリブンの意思決定を行い、AIを活用して業務効率を向上させることが可能となります。具体的には、データ分析ツールの導入支援やAI導入に向けたコンサルティングサービスを提供します。

デジタルチャネルの営業手法

デジタルチャネルを活用した営業手法の確立とスキル強化は、売上拡大に不可欠です。従来の営業手法に比べ、デジタルチャネルを活用することで、より多くの見込み顧客にリーチし、効率的に営業活動を行うことが可能となります。しかし、多くの企業がデジタルチャネルの活用に苦戦している現状があります。

ブリッジインターナショナルは、デジタルを活用し、売上拡大を実践するイネーブルメントの構築を通じて、顧客企業の成長をサポートします。具体的には、デジタルマーケティングツールの導入支援やデジタルチャネルを活用した営業手法のトレーニングプログラムを提供します。

デジタルの民主化による市場と顧客の変化対応

デジタルの民主化を推進することにより、B2B企業は市場と顧客の変化に迅速に対応できるようになります。ブリッジインターナショナルは、以下の3つの施策を通じて、デジタルの民主化を支援します。

ビジネス部門の技術力向上

ビジネス部門のスタッフが技術ソリューションを自ら実装する能力を育成することは、企業の競争力を高める重要な要素です。ビジネス部門の技術力向上は、ビジネス部門が自らデジタルツールを活用し、業務の効率化や改善を図るために必要です。

ブリッジインターナショナルは、ビジネス部門向けの技術研修プログラムを提供し、技術力の向上を支援します。具体的には、プログラムでは最新のデジタルツールの使い方や効果的な活用方法を学ぶことができます。また、ビジネス部門のスタッフが実際の業務で直面する問題を解決するための実践的なスキルも身に付けることができます。

技術部門のビジネス貢献意識向上

技術部門がビジネスニーズを理解し、ビジネス部門と協力して効率的なソリューションを提供することで、企業全体の生産性が向上します。技術部門のビジネス貢献意識向上は、技術部門がビジネス部門のニーズを理解し、適切な技術的ソリューションを提供するために必要です。

ブリッジインターナショナルは、技術部門向けのビジネス理解促進プログラムを通じて、ビジネス貢献意識の向上を図ります。具体的には、プログラムではビジネス部門のニーズや課題を理解するためのトレーニングや、ビジネス部門と技術部門の協力体制を強化するためのワークショップを提供します。

アジャイルエンタープライズの実現

アジャイルなアプローチを企業全体に浸透させるためには、組織の文化やプロセスを改善し、柔軟性と迅速な意思決定を促進する必要があります。アジャイルエンタープライズの実現は、企業全体が迅速に市場変化に対応し、効率的に業務を遂行するために重要です。

ブリッジインターナショナルは、アジャイルエンタープライズの実現に向けた組織改革支援を行います。具体的には、アジャイルなプロジェクト管理手法の導入支援や、アジャイルな組織文化の醸成を目的としたコンサルティングサービスを提供します。

経営指標と目標

ブリッジインターナショナルは、2025年12月期における売上高を10,000百万円営業利益を1,070百万円、最終年度である2026年12月期の売上高を11,000百万円営業利益を1,200百万円とする目標を掲げました。これにより、2023年12月期から2026年12月期までの年平均成長率は、売上高16.1%、営業利益9.5%となります。

これらの目標を達成するために、ブリッジインターナショナルは各部門のパフォーマンスを綿密に監視し、必要に応じて迅速に対応策を講じる体制を整えています。特に、新たな市場機会の発見と、それに対する迅速な対応が鍵となります。また、持続可能な成長を実現するためには、既存の顧客基盤の強化と新規顧客の獲得が不可欠です。これらの取り組みを通じて、ブリッジインターナショナルは堅実な成長を目指します。

プロセス・テクノロジー事業と研修事業の高成長戦略

特にプロセス・テクノロジー事業(現C&S事業)と研修事業を高成長領域と位置付け、必要な投資を進め、2026年12月期における両事業の売上規模をそれぞれ2,900百万円3,200百万円とし、全体売上高に占める両事業の割合を55%に成長させる計画です。

プロセス・テクノロジー事業は、企業の業務プロセスを最適化し、効率を向上させるための技術的ソリューションを提供します。これにより、企業はコストを削減し、競争力を高めることができます。具体的には、プロセス自動化ツールの導入支援や、業務プロセスの改善コンサルティングを提供します。

研修事業は、企業の従業員のスキル向上を目的とした教育プログラムを提供します。これにより、従業員の能力を最大限に引き出し、企業の生産性を向上させることができます。具体的には、リーダーシップ研修や技術研修、ビジネススキル研修など、多岐にわたるプログラムを提供します。

まとめと今後の展望

ブリッジインターナショナルの新中期経営計画は、B2B企業の成長を支援するための具体的な戦略と施策が盛り込まれており、企業価値の最大化を目指しています。デジタル活用の促進プロセス・オペレーションの統合を通じて、顧客企業の売上向上と顧客経験改善に貢献することを目指しています。今後も、戦略的M&A株主還元の強化を通じて、持続的な成長を実現することが期待されます。

この新中計の実現に向けて、ブリッジインターナショナルは引き続き努力を重ね、B2B企業の成長を支援し続けることでしょう。最新のデータや具体例をもとにした施策の効果を注視しながら、さらなる革新と成長を目指していく姿勢が求められます。特に、デジタル技術の進化に対応し、それを最大限に活用することで、企業の競争力を高めることが重要です。


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