即分かる!Copilot+ PCでできることまとめ。そもそも何が便利?生成AIはどう使う?商用利用OK?素朴な疑問も解決

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NPUを活用したAI機能を搭載するCopilot+ PC

Microsoftが発表したCopilot+ PCは、CPUに内蔵されたNPU(ニューラル・プロセシング・ユニット)を活用し、クラウドではなくローカルでAI機能を快適に利用できるように設計されています。従来のGPUと比べて、NPUは推論に特化しており、低消費電力で高効率のAI処理が可能です。

AI機能の進化

従来はGPUを利用するのが一般的でしたが、NPUは推論に特化した構成となっており、低消費電力で小規模なAI関連の処理を実現できます。Microsoftは、Windows Copilot RuntimeとしてAI関連機能を提供し、ローカルNPUを活用できるライブラリも組み込まれています。これにより、Windows上でさまざまなAI機能が実現されています。

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コクリエイター

コクリエイターは、Windows標準アプリ「ペイント」に搭載された生成AI機能です。入力した手書きのラフスケッチをもとに画像を生成する点が最大の特徴です。プロンプト+画像という2つの入力を組み合わせることで、AIに対して欲しい絵を簡単に指示できます。

実際の使用感

実際に試してみると、雑な絵でもそれなりに似た画像を生成でき、プロンプトのみの画像生成よりも頭の中のイメージに近い画像を生成できます。創造性スライダーでAIの介入度を調整でき、スタイルも選択可能です。

コクリエイターの利用には、Microsoftアカウントにサインインする必要があります。これにより、生成時にリクエストが有害でないかを検証し、フィルタリングしています。また、生成物にはAI生成であることを示す電子透かしが付与されます。著作権に関しては、生成物を使用する責任はユーザーにあり、第三者の権利を侵害しないよう注意が必要です。

リコール

リコールは、PC上で表示されたコンテンツを記憶し、後から検索できる機能です。定期的にデスクトップのスクリーンショットを取得し、この情報を基に検索することで、漠然とした情報でも検索可能です。スクリーンショットや検索インデックスは暗号化され、認証された場合のみ復号化されます。

この機能はプレビュー段階で提供されており、今後の展開が期待されます。利用条件を満たした環境では、5秒おきにデスクトップ画面のスクリーンショットが取得され、この情報がNPUによって処理されます。リコール機能は、情報を整理する上で非常に有用です。

Windows Studio エフェクト

Windows Studio エフェクトは、Web会議などで多用するカメラとサウンドの各種効果を適用できる機能です。特に、カメラ目線を維持する「テレプロンプター」や、人物が動いてもブレなく追従する「人物背景用ぼかし」などが特徴です。効果は共通に適用され、どのWeb会議アプリでも同じ効果が得られます。

この機能を使用すると、例えばTeamsやZoomなどの会議アプリケーションで、カメラ効果を簡単に適用できます。背景ぼかしや明るさ調整などが一貫して適用されるため、どのアプリでも高品質な映像が得られます。肌をきれいにする効果や自動フレーミングなども備えており、会議中のストレスを軽減します。

イメージクリエーター/リスタイル

イメージクリエーターは、フォトアプリに搭載された画像生成機能です。テキストから画像を生成する「イメージクリエーター」と、既存の画像をプロンプトやスタイルで変換する「リスタイル」を利用できます。英語のプロンプトで生成精度が高く、日本語の場合は翻訳されてから生成されます。

使用時の注意点

イメージクリエーターを利用する際は、英語のプロンプトを使用することで、より正確な画像生成が可能です。日本語のプロンプトでは、生成される画像に歪みが生じることがあります。また、コンテンツフィルタが適用され、有害な生成を防ぐためにクラウドサービスにアクセスする必要があります。生成物にはコンテンツ資格情報が付与されます。

ライブキャプション

ライブキャプションは、PCの音声出力をリアルタイムに翻訳し、画面上に表示する機能です。現在は英語のみ対応ですが、日本語動画でも英語字幕を表示可能です。どのアプリでも利用できるのがメリットです。たとえば、YouTubeやプロモーション動画の再生時に自動的に字幕が表示されます。

自動スーパー解像度(Auto SR)

自動スーパー解像度(Auto SR)は、ゲーム向けの機能で、低解像度設定でも高品質な画像を実現します。フレームレートを維持しながら高精細な画像を提供しますが、現状のCopilot+ PCはArmベースのため、ゲーム目的での利用は少ないと考えられます。

実際の効果

Microsoftのサイトで公開されている効果例を見ると、1440pネイティブと720pでAuto SRを有効化した場合の比較が示されています。これにより、高いフレームレートを維持しつつ、高精細な画像が実現されています。

Copilot+ PCはタッチ+縦解像度+メモリにこだわるべき

Copilot+ PCを選ぶ際には、タッチ対応メモリ容量に注目することが重要です。タッチ対応はコクリエイターでのラフ描きに便利で、32GBのメモリは複数のAIモデルを快適に動作させるために必要です。今回試用した「Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9」は、タッチ対応、32GBメモリ搭載で、実売価格も24万円と抑えられています。Copilot+ PCの購入を検討する際の参考にしてください。


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